About
個人でWebサービスの設計・開発・運用をしています。 自宅サーバーで複数のサービスを稼働させており、インフラからフロントエンドまで一人で面倒を見ています。
Environment
| マシン | Ryzen 5 5500 / DDR4 32GB / SSD 120GB + 500GB / Proxmox (Ubuntu 24 LTS) |
| 回線 | auひかり 1Gbps / Allied Telesis x510-28GTX |
| 開発環境 | MacBook Pro M5 / Claude Code |
| Web server | Nginx + Cloudflare |
もともとCore i7-4770K(Haswell)を搭載した自作機でサーバーを運用していました。2013年に登場したHaswell世代のCPUは、当時としては十分なパフォーマンスを持ち、自宅サーバーの用途であれば長期間にわたって戦力になり続けてくれました。ウェブサービスの配信からデータベースの管理まで、さまざまなワークロードをこなしながら、自宅インフラの中核として黙々と動き続けてきた、思い入れのある機材でした。
しかしある時期から、電源ユニットの挙動が徐々に怪しくなっていきました。最初は軽微な症状でしたが、次第に負荷がかかるタイミングで予期せずシャットダウンするようになり、深夜に突然サービスが落ちるといったトラブルが繰り返されるようになりました。ログを追っても明確な原因が掴みきれず、電源ユニットを疑いながらも騙し騙し運用を続ける日々が続きました。サービスの信頼性に直接影響する問題でありながら、根本的な対処を先延ばしにしていたことは正直に認めるほかありません。
そんな折、ふと手元にDDR4メモリが余っていることに気づきました。もともとは別の用途で調達していたものでしたが、使い道が宙に浮いていた状態でした。「どうせ電源を交換するなら、いっそ機材ごと刷新してしまおう」という気持ちが芽生え、これを機に思い切って構成を一から見直すことにしました。
新たなメインマシンにはRyzen 5 5500を採用しました。Haswellとは世代が大きく異なり、マルチスレッド性能・電力効率ともに大幅に向上しており、自宅サーバーとしての運用コストを抑えながらパフォーマンスを高められる選択肢として申し分ありませんでした。メモリはDDR4 32GBへと倍増し、ストレージもSSD 120GB(システム用)+500GB(データ用)の構成に整理しました。
OSの選定にあたってはProxmoxを採用しました。これまでベアメタルのUbuntuで直接サービスを動かしていた構成から、仮想化基盤を軸にした構成へと大きく舵を切ることになります。Proxmox上でVMおよびLXCコンテナとしてサービスを分離管理できるようになったことで、障害発生時の影響範囲の局所化や、スナップショットを活用した迅速な復旧が可能になりました。また、サービスごとにリソース制限を設けられるようになったことも、運用の柔軟性という観点で大きな前進です。
今後の展望としては、まず10GbEネットワークへの対応を進める予定です。現在の1Gbps環境はVM間通信やバックアップ転送においてボトルネックになりつつあり、内部帯域の拡張は喫緊の課題と捉えています。あわせて、Cephを用いた分散ストレージ基盤の構築も視野に入れています。複数ノードにまたがるストレージプールを組むことで、単一障害点を排除し、より耐障害性の高い自宅インフラを実現したいと考えています。エンタープライズ環境で使われるような構成を自宅規模で再現していくことが、当面の大きな目標です。
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